エアコンなしの一夏の経験

私はアメリカはニューヨークの大学に進学しました。
それで、最初の2年間はキャンパス内の寮に住んでいました。
そして、最初に入った寮は、キャンパスの中でも一番古い建物で、部屋にエアコンがついていませんでした。
建物が古いので、エアコンを付けるだけの電力を供給することができない、ということでした。
私はサマーセッションから寮に入りましたので、暑い夏を生まれて初めてエアコンなしで過ごすことになりました。
部屋の窓には網戸をつけて、蚊が入ってこないようにして、風だけが入って来るようにしていたのですが、それだけでは、猛暑のニューヨークの夏は我慢出来るものではありませんでした。
私は余りにも暑くて、睡眠不足になってしまって、かなり疲れてしまいました。

 

そこで、私が住んでいた寮の2階には「勉強室」というのがあって、その部屋だけが冷房が入っていたのでした。
私は夜中にどうしても眠れなくて、自分の枕を持って、その勉強室に行き、そこにあるソファーに寝転がって眠ることにしました。
冷房が効いていて、とっても気持ちがよかったです。
勉強しにその部屋に来た人は、ソファーで眠ている私に気づきますが、笑うだけで誰も止めませんでした。
勉強室に救われた一夏でした。